上質なライフスタイルを彩る美しいバラのボタニカル・アートのお店です

サラ・ベルナール演じる<テオドラ皇后>

カルト・キャビネー19世紀の名刺判写真


こちらのお品は、当時女優サラ・ベルナールがフランスの劇作家ヴィクトリアン・サルドゥ(Victorien Sardou:1831-1908)がサラ・ベルナールのために書き下ろした史劇「テオドラ(Théodora)」でテオドラ皇后に扮し演じている姿を撮影した貴重な写真です。

撮影:ナダール
size: 約16.5 x 10.5cm
 





<名刺判写真カルト・キャビネとカルト・ド・ヴィジットについて>

カルト・ド・ヴィジットは1854年にフランスのディスレリによって発明された名刺サイズの写真です。ディスレリが考案した大きな1枚のネガにマルチレンズのカメラで8〜12枚の写真を撮る方法は今で言えばプリクラの元祖のような感じで、欧米での写真の普及に拍車がかかりました。

カルト・ド・ヴィジット(Carte de visite)はフランス語で名刺(直訳すると訪問用カード)の意味です。名刺代わりに使用されたり、知り合いと交換したりして楽しまれました。

やがて、ナダールなどの有名な写真館が、王室や政治家、芸術家、女優など著名人の肖像を複写複製して販売するようになり、カルト・ド・ヴィジットは収集の対象として大いに流行し、多くのカルトマニア(カードマニア)も生まれました。

カルト・ド・ヴィジットはほとんどが卵白を使った鶏卵紙にプリントされましたが(アルビュメン・プリント)、鶏卵紙は非常に薄いため名刺サイズの厚い台紙に貼られて普及しました。この台紙の裏にはそれぞれの写真館の美しいロゴが印刷されている場合が多く、そのデザインも魅力となっています。(ただし、裏に写真館のロゴがないものは初期のものとして現代のコレクターの間では希少価値を増すこともあります)

また、1860年にはいるとカルト・キャビネ(Carte cabinet)と呼ばれる、ひとまわり大きなサイズ(約10.5 x 16.5cm)の名刺版写真が作られ人気を博しました。
こちらのお品はこのカルト・キャビネでございます。


型番 kc-00104
販売価格 38,000円(税込41,040円)
購入数


About the owner

クマさん

「ルドゥーテのバラの庭」を運営するウーゴズのクマ社長は、長年美術館や博物館向けの展覧会企画に携わってきました。最近は生来のネイチャー志向が目覚めたのかウーゴズのオフィスを植物でいっぱいにして、室内でいかに植物をうまく育てるかに挑戦し、「植物男子ベランダ―」ならぬ出窓でパッションフルーツを育てる「デマダー」を名乗っています。そんな中でルドゥーテに出会い、今春は長崎県立歴史文化博物館での「宮廷画家ルドゥーテの『バラ図譜』展」に企画協力させていただきました。そして、アートと植物学が見事に融合したルドゥーテのバラの絵の素晴らしさを展覧会で鑑賞するだけでなく、もっと多くの方々に身近に感じていただければとの思いからこの「ルドゥーテのバラの庭」を立ち上げました。

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